プロトタイプだって、いいじゃない。

プロトタイプとは、原型・一番最初に形にしたもの・試作品。アイディアやコンテンツが未完成段階でも、とりあえず、アウトプット!

焦りや不安による苦しみへの対処法がわかったかも。 ー『反応しない練習/草薙龍瞬』を読んでー

今日は、読書感想文。

『反応しない練習/草薙龍瞬』を読みました。心がスッキリしました。

 

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心に残った言葉と感想を、自分への手紙形式でまとめてみます。


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常に「足りない」「もっとうまく過ごせるはず」という漠然とした不安を抱えて生きている私へ

 

人生のゴールが分からなくて、色んなことに手を出して時間に追われ、人の目を気にし、疲れているの?

 

自分が「楽しんでいる」「幸せだ」と感じる物事だけに打ち込み、その時の気持ちを噛み締めること。

そう意識すれば自然と、納得の行く過ごし方をできる。

 

それが目指す生き方。

 

他の人と比べて感じる焦りや不安、劣等感、優越感は、すべて自分の妄想。

これによって生きる活力が増すならうまくエネルギーに転換すればいいけど、そうでないなら、反応しないこと。気にしなくていい。

 

お金を稼ぎたいとか、人より上に立ちたい競争に勝利したいといった煩悩であっても、目指すことに「快」があるなら大いにやってみることです。
欲求の満足が幸せに繋がるのは、本人が「快」を感じられる場合だけです。

逆にもし欲が膨らみすぎて焦りとか不安とか、結果が出ない、頑張っても認めてもらえないという不満になってしまうのなら、その欲求は一旦手放さないといけません。

 

今、目の前に見えている世界、自分の感じている空気、自分が「やるべき」と確信を持てることへの集中だけ感じればいい。

自分がやるべきことが分からなければ、まずは目を閉じ、自分の心に浮かび上がる思いを感じることから。

 

最近、常に「〜ながら」のマルチタスクをして、雑に生きていない?

思い浮かぶ色々なことについて、自分が快と感じるか不快と感じるか、考えてみて。

 

不快と思うことには、反応しなくていい。やらなくていい。

自分に与えられた役割は、他にあるから。

 

外の社会や人間が気になってしょうがないなら、目を閉じてください。

勝ち負けや優越、劣等という判断が苦しいなら、目を開いてください。

目を閉じるのは反応しないため。

目を開くのは妄想から目を覚ますため。

シンプルですが、これが競争という名の妄想から抜け出すための第1歩です。

 

最後に。

人は誰しも、様々な雑念や煩悩に反応して振り回されてしまうもの。

だから、「もっとうまくやれる」ではなく、振り回されてしまっている自分も自分も自分の一部だと認識し、残りの「快についてうまくやれている」部分の自分をしっかり感じてあげよう。

 

人間ですから弱さはあります。

快楽や怠惰に流されることもあります。

それは事実なのだから否定してもしようがありません。

本当の自分とは頑張れる自分から、弱い自分(五つの妨げ)を引いた残りなのです。本人の妄想の中にのみ「もっとできるはずの自分」が存在するのです。

妄想に執着せず、ありのままの否定しようのない自分として受け入れることが正解なのです。


まずは、スマホを置いて、目を閉じて、自分の思いに向き合う習慣から始めようか。

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日常に追われて忘れてしまいそうだけど、つい、周りの人・モノ・コトにたくさん反応して疲弊してしまいそうだけど、

「自分の思いに向き合う」習慣、ぜひとり入れたいと思う。