プロトタイプだって、いいじゃない。

プロトタイプとは、原型・一番最初に形にしたもの・試作品。アイディアやコンテンツが未完成段階でも、とりあえず、アウトプット!

マルチタスクは本当に効率的か?

私は欲張り、かつ焦り症なので、

何かをやっている時にまだ余白があると、

「今抱えてるタスク、ここでできるじゃん。」と詰め込んでしまう。

 

その時間で、その場所で、できることがあるのにやっていない状況を、勿体ないと思ってしまう。

だから、常に何かを同時進行。

 

Teams会議繋ぎながら別の資料作成。

テレビ見ながらスマホでずっと調べ事。

メイクしながらVoicyやYouTube視聴。

 

でも最近、「ながら○○」をやめてみた。

結果、心が落ち着いた。

今、自分がしたいことに気づけるようになったから。

必要そうに見えたけど、実はなくても困らない習慣に気づき、削ぎ落とせたから。

 

マルチタスクは効率良いように見えて、実は効率も質も落ちてるんじゃない?

が、最近の私の持論。

もちろん個人差があると思うので、あくまで私に関する性質として。

 

マルチタスクの私を思い返してみると、

 

  • Teams会議中に資料作成

→会議の内容は記憶に残らないし、資料作成の手は度々止まる。自分が何を書こうとしていたか、何の画像を貼ろうとしてエクスプローラー開いたか、忘れる。

 

  • お風呂に入る前、脱衣所でYouTube流す→YouTubeに見入って動作が遅くなる。または、動作してたせいでYouTubeの見逃したワンシーンを見直したくて、着替え途中のまま立ち止まって巻き戻す。

 

こんなんばっか。

暮らしにおけるひとつひとつの動作に時間がかかるし、粗くなってミスが多くなる。

すると、自分にいら立つ。

 

「今、やりたいこと」に集中する。

それは、仕事や趣味だけでなく、日常生活の活動ひとつひとつに。

 

着替えに集中。

歯磨きに集中。

掃除に集中。

皿洗いに集中。

 

マインドフルネスの一種なのかな?

その動作をしている時の自分の感覚に敏感になって、どうあれば自分の心地いい暮らしは実現できるのか?のヒントがひらめく。

 

私は少し前までVoicy(ポッドキャストアプリ)中毒だったけど、

マルチタスクをやめようと思ったら、

中毒から抜け出せた。

 

Voicyは優秀な発信者さんが多くて、勉強になる、知的好奇心をくすぐる、一段物知りになった気になれる情報が毎日毎日更新されてる。

 

大好きなパーソナリティさんも多く、ファン心理として「1日も聴き逃したくない」気持ちはあるし、そうでなくても「有益な情報を聴き逃したくない」欲張りが出ちゃう。

 

けど、聴くのやめてみた。

それでも、何も代わらず過ごしていけてる。

むしろ、「ああ、こんなに未聴番組貯めてしまった」という追われる感や、「あれも、これも気になるタイトルだ」という欲が駆り立てられるエンドレス感から解放された。

 

たまに余裕があるときにアプリを開いて、

「今、本当に聴きたいのはどれかな?」

「わたしはなぜ、このタイトルに引かれるんだろう?」

と考えて聞くことが出来る。だから、内容が印象に残りやすい。

 

他にも、趣味のランニング中に、イヤホンで音楽を聴くのをやめた。

ランニング without イヤホン。

すると、音楽聴きながらランニング以上に、新緑や、色鮮やかな花々、鳥のさえずりに癒される。気持ちがいい。

すれ違うランナーの息遣いに自分も頑張ろうと励まされ、自分の体力、ペースに気づいてトレーニングの課題が見える。アイディアや悩み、やりたいことが閃いて、これからの人生に前向きになれる。

 

ああ、わたし、マルチタスカーだったんだ。

わたしらしく生きていこう。

 

10km完走したらコンビニで使えるハーゲンダッツ無料引換券もらえるなんて、ランニングモチベ燃えるよね。

ついでにカロリーも燃やせるなんて、最高。

10kmは複数回ランを合算できるのも、優しい。

RUN for EAT!!

https://haagen-dazs.runtrip.jp/events/474
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